そのためいくらまで持ち込んでいいのか外国人にわかるはずもなく、賄賂を要求されていました。 ホーチミン市タンソンニャット空港では、国際線で到着した際に申告の必要な荷物がない場合、税関検査を受けずにそのまま外へ出ることができるようになりました。税関申告がない場合は緑色のゲート、ある場合は赤色のゲートを通過します。 これまでは2箇所のゲートで入国審査終了後1階に降りて荷物を受け取った後に、税関申告の有無にかかわらず空港を出る前に必ずゲートを通過し、荷物の検査(レントゲン)を受けなければなりませんでした。しかし、旅客の95%は税関申告が不要なため、緑色の ゲートを通過することにより、空港での手続きにかかる時間が短縮できるため大変助かります。 今までは、他国で購入したものでパッケージに入っているものがあれば、必ずスーツケースを開けて、領収書を提示させられたりしました。iphoneの未開封パッケージなどがあるとこの電話は何に使うのかとしつこく聞かれたり、ワインが3本入っているとだめだとか、ほんとにうんざりしました。ベトナムは入国するときに入出国カードがありません。 主な税関申告品は、外国で購入した贈答品500万ドン(約2万5000円)、アルコールは1.5リットル(本数ではない)、現金5000ドル以上となっています。こんな基準では先進国からの旅行者は殆ど申告しなければなりません。しかしどこにも書いていないので誰にもわからないのです。これから不動産を購入する人は、現金100万円以上持っている方が多いですので気を付けてください。 持ち込む現金に制限はありませんが5000ドル以上は申告義務があり、申告しなければ出国するときに現金5000ドル以上は持ち出しできません。 そのため今後多めの現金をベトナムに持ち込む予定の方は、必ず赤色のゲートで現金を申告してください。申告したお金は市内の銀行に預けることが出来ます。銀行に預けたお金から不動産購入金をデベロッパーに振り込むことも可能です。また、そのまま持ち出しして日本に持ち帰ることも可能です。但し税関申告書の有効期限は30日ですので長期滞在する場合は気を付けましょう。 By Espacio 2017/08/30