ベトナムは1月1日だけが休みで後は通常通りの営業です。今年は31日が日曜日ですから、2連休ですね。 乾期に入りほとんど雨も降らず、過ごし易くなりましたがお正月の雰囲気はなく、相変わらず半パンTシャツで過ごせます。ベトナム人にとっては2月14日からのテト(旧正月)が、最大のイベントですからHAPPY NEW YEARは何もしません。 さて、今回はホーチミンの嬉しいニュースをお届けしましょう! 水上バス運行開始 ホーチミン市1区のサイゴン川船着き場が、新しく生まれ変わるために工事をしていました。この度完成して、水上バス乗り場となったのです。もちろんホーチミン市初の水上交通です。 11月25日午前、第一水上バス線(バクダン -リンドン間)の運航が正式に開始されました。 この新しい公共交通手段の利用を市民に促すため、26日から10日間は運賃を無料にすると発表。1回の乗船につき、どこまで乗船しても1万5千ドン(約75円)の運賃が決まっています。 とにかく安い! 同路線は全長10.8kmで、始発から終点までの所要時間は約1時間。各船着場での停留時間は3分間の予定だそうです。現在はバクダン、ビンアン、タインダ、ヒェンビンチャン、リンドンの5船着場のみ利用しているということで、早速12月29日に体験乗船してきました。 WATERBUSを表すWのロゴと①番乗り場のマークがついた、新バクダン駅。 乗船を待つ間カフェテリアで休憩できる。 外にもオープンエリアがあるので、ドリンクを飲みながらくつろげる。 セントラルパークを背景に水上バス入港。 ベトナムには珍しく、時間通りの運航でした。 路線図と時刻表がガラスにデザインされている。ベトナムの建築物はデザインセンスが良いと感じますね。 やはり新し物好きのベトナム人は、大勢が観光気分で乗船している様子。 船内は3人掛け椅子が並ぶ。平日の朝11:30なのに満席でした。 サイゴン川から眺めるゴールデンリバーは最高に美しいです。 セントラルパークも殆ど完成しています。ランドマーク81階タワーが完成して、ライトアップされれば、夜のクルーズは最高でしょう。 また、サイゴンパールとセントラルパークに、水上バスの乗り場が設置されることが決まりました。すでに運航図に入っています。こちらを購入した方は、メトロ1号線・水上バス・タクシーなど様々な方法で、ホーチミン市を移動できるようになります。 楽しく景色を見ているうちに、11番駅に着きました。バクダン駅からは丁度1時間でした。 今は1日6便が運航しています。 11番駅には何があるのでしょうか? おいしいブンボフエ(フォーに似ている中部のスープ麺)を食べさせる、ローカル雰囲気満点の食堂がありました。 隣は何と広い公園風のカフェです。食事をした後ゆったりとコーヒーやフルーツジュースを飲んで、帰りの水上バスを待ちます。 ホーチミン不動産視察ツアーに来られた方は、是非1日水上バス体験をお勧めします! 2018/01/06