コンドミニアム等を購入する日本人が増えているが、不動産事業を行うエスパシオグループの有馬代表もその一人。今年6月にリバービューの2ベッドルームを購入した彼が、そのリアルを語る。 キャンセル物件を即決。 有馬氏が不動産購入に動いたのは初めてではない。最初は2014年12月に販売された、ホーチミン市ビンタン区の「Vinhomes Central park」。外国人解禁前だったが、住居用としては購入できたし、法改正があれば賃貸権から所有権に変更することが、物件の契約書に書かれていたという。しかし、70~80m2 の2ベッドルームを希望する者の選択に漏れ、再挑戦した翌年1月の選択にも外れた。 「しばらくは、もういいやって思ってました。そんな中で、2区に或るマステリ・タオディエンはメトロ唯一の駅直結物件で、メトロ開通後は会社にも通いやすい。ただ、好きなリバービューの部屋が売れており、あきらめていました」。 それが、「キャンセル物件」として、今年6月に売り出された。情報を得た有馬氏は即決し、販売日にクレジットカードで50万円のデポジットを支払う。その後5日以内に頭金として価格の20~30%を振り込むのが普通だが、今年12月に完成予定なので、95%を振り込むことになった。早速日本に飛んで、海外送金で入金。普通一括支払には5~10%程度の割引があるが、今回はキャンセル物件なのでそんな特典はなかったという。 コンドミニアム等を購入する日本人が増えているが、不動産事業を行うエスパシオグループの有馬代表もその一人。今年6月にリバービューの2ベッドルームを購入した彼が、そのリアルを語る。 キャンセル物件を即決。 有馬氏が不動産購入に動いたのは初めてではない。最初は2014年12月に販売された、ホーチミン市ビンタン区の「Vinhomes Central park」。外国人解禁前だったが、住居用としては購入できたし、法改正があれば賃貸権から所有権に変更することが、物件の契約書に書かれていたという。しかし、70~80m2 の2ベッドルームを希望する者の選択に漏れ、再挑戦した翌年1月の選択にも外れた。 「しばらくは、もういいやって思ってました。そんな中で、2区に或るマステリ・タオディエンはメトロ唯一の駅直結物件で、メトロ開通後は会社にも通いやすい。ただ、好きなリバービューの部屋が売れており、あきらめていました」。 それが、「キャンセル物件」として、今年6月に売り出された。情報を得た有馬氏は即決し、販売日にクレジットカードで50万円のデポジットを支払う。その後5日以内に頭金として価格の20~30%を振り込むのが普通だが、今年12月に完成予定なので、95%を振り込むことになった。早速日本に飛んで、海外送金で入金。普通一括支払には5~10%程度の割引があるが、今回はキャンセル物件なのでそんな特典はなかったという。 「2ベッドルームの68m2で、38階。価格は全て込で1400万円ほどでした。住居用なので好きな内装を設計中です。不動産投資の楽しみの一つですね」。 購入価格は日本の10分の1程度。 同物件は床、壁、フローリング、バスルーム等基本部屋は完備しているが、内装は購入者が行う。有馬氏は地場の設計会社に依頼し、デザインが固まりつつある段階。キッチンやベッドルーム等を新規で施行する内装費は、家電製品等全て含めて150万円だという。 「ここは東京で言えば池袋のような地域。池袋で駅直結、70㎡なら1億3000万円ほどするでしょうから、内装費を入れて1550万円ならかなり安いと思います」。 海外不動産の注意点を聞くと、工事の遅れるや中止があるのでデベロッパーを選ぶことと、カントリーリストを考えること。後者はまず人口が少ない事のリスク。賃貸や販売の需要が低く、労働者も少ないので工事が止まる危険がある。停電のリスク等電力事情にも注意。その点、ベトナムは石油や石炭が取れるし、発電所建設も増加中で、人口も多い。 「法改正で外国人の所有が認められたのに加えて、賃貸と海外への送金も可能になりました。ベトナムの不動産は今後10年は上がると思います」。 「2ベッドルームの68m2で、38階。価格は全て込で1400万円ほどでした。住居用なので好きな内装を設計中です。不動産投資の楽しみの一つですね」。 購入価格は日本の10分の1程度。 同物件は床、壁、フローリング、バスルーム等基本部屋は完備しているが、内装は購入者が行う。有馬氏は地場の設計会社に依頼し、デザインが固まりつつある段階。キッチンやベッドルーム等を新規で施行する内装費は、家電製品等全て含めて150万円だという。 「ここは東京で言えば池袋のような地域。池袋で駅直結、70㎡なら1億3000万円ほどするでしょうから、内装費を入れて1550万円ならかなり安いと思います」。 海外不動産の注意点を聞くと、工事の遅れるや中止があるのでデベロッパーを選ぶことと、カントリーリストを考えること。後者はまず人口が少ない事のリスク。賃貸や販売の需要が低く、労働者も少ないので工事が止まる危険がある。停電のリスク等電力事情にも注意。その点、ベトナムは石油や石炭が取れるし、発電所建設も増加中で、人口も多い。 「法改正で外国人の所有が認められたのに加えて、賃貸と海外への送金も可能になりました。ベトナムの不動産は今後10年は上がると思います」。 ベトナムのSKETCHI 2016/10/05