ベトナム産果物の輸出が増加、年初5か月は前年同期比2.5倍

2016年年初5か月における全国の野菜・果物輸出額は、2015年上半期の8億8000万USD(約910億円)を上回る9億6700万USD(約1000億円)に上り、前年同期の約2.5倍に拡大した。

品質に厳しい市場に対する年初5か月の輸出量は3400tに達し、うち米国、日本、韓国向けのドランゴンフルーツが2500t、日本と韓国向けのマンゴーが230t、米国向けのランブータンが160t、米国向けのリュウガンが500tなどとなっている。

特に、同期におけるドラゴンフルーツ、ランブータン、リュウガン、ライチの対米輸出量は2015年通年の3倍にあたる2000tに上っている。6月中に、マンゴーとミルクフルーツの輸出に向けた二国間交渉を開始する見込み。

米国だけでなく、日本やオーストラリア、ニュージーランド、韓国、欧州連合(EU)、インド、チリなどの市場でも、ベトナム産野菜・果物の輸出額が大きく伸びると見られている。日本については、2015年にベトナム産マンゴーの輸出が解禁されたほか、4月末に日本最大級の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」でベトナム産バナナの販売が開始された。

現在、ベトナム産の野菜・果物は世界40か国・地域に輸出されている。品質に厳しい市場に輸出するには、植物検疫基準を満たすのに平均4~5年、長ければ10年かかる場合もある。また、野菜・果物輸出に関する課題として、小規模生産が中心で供給が確保できないこと、一部業者の品質基準違反による輸出禁止、高い輸送コスト、北部における蒸気・放射線処理施設の不足などが挙げられる。

VIETJO

(C) infonet

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