地理 歴史と発音 観光 交通 風光明媚なビーチや島々があり、リゾート地としても有名である。ホーチミン市から北東へ約450km。 チャンパ王国時代には良質の漁港としてにぎわっていた。フランス領インドシナ時代には、フランス系の政府の要人用のリゾートとして開発された。 現代のベトナム語での正しい発音は、ベトナム語発音: [ɲaː˧ ʈʂaːŋ˧] ( 聞く)(ニャチャン)だが、1940年代日本軍が進駐していた時代にはナトランと 呼ばれていた。ベトナム戦争時代にはアメリカ軍の軍港があり、激戦地となった。当時の英語発音の影響から、アメリカ人にはナトラングとも呼ばれた。 ベトナム戦後はソ連の海軍基地となったカムラン湾がある。その後、社会主義政府の高級官僚用のリゾートとなる。ドイモイ経済改革により、 外資企業による観光開発が盛んになり、現在も観光地、海沿いのリゾートとしてさらなる開発がすすんでいる。 ニャチャン・ビーチ:7km にわたる美しい砂浜はベトナムでも有数。年間を通じ好天が多いため、ベトナム随一のビーチリゾートとなっている。 ニャチャン大聖堂:高台にあるカトリック教会。ステンドグラスが美しい。 ポー・ナガール(英語版):チャンパ王国時代の遺跡。寺院であり、現在でも参拝に来る人が絶えない。ベトナム風のシヴァ神のレリーフがある。 現在の建物は、10世紀頃のものである。 アイランド・ホッピング・ツアーのある島々が沖合に広がり、ダイビング・スポットとしても有名である。 ニャチャン海洋生物博物館:1923年カウダ区にフランス風コロニアル様式で建造された。水槽や標本室、文献室がある。 水槽には地元海洋の様々な生物が飼育されている。さらに、本館の大展示室には海鳥や魚、珊瑚など、ホルマリンで保存された 海洋生物の剥製を含む6万点もの標本が展示されている。また、ジュゴンのホルマリン漬けの標本も見る事ができる。 ユネスコが支援するフランスのNGO世界で最も美しい湾クラブに加盟している。 カムラン国際空港:従来はニャチャン空港を利用していたが、2004年より民間航空はカムラン国際空港を使用することになった。 ニャチャン市街地より45km南に位置する。 ベトナム鉄道南北線(統一鉄道) – ニャチャン駅 シンカフェやキムカフェなどのバスを利用するとホーチミンから約10時間、ダラットから約5時間。