コンドミニアム市場。

２０１５に不動産市場が急激に回復しました。１年における７８プロジェクトから市場に４１．８７８戸程度のコンドミニアムが売り出された。殆どのプロジェクトは東ホーチミン（４７％）と南ホーチミン（２７％）に集まっており、前年比+１２２％増加したという。２０１５年に大手開発会社によって建設されたビンタン区にある7.500戸の大規模プロジェクトVinhomes Central Parkと２区にあるMasteri Thảo Điềnというプロジェクトは3.700戸の規模で市場に売り出された。

2009-2014年の段階を振り返って見ると13億ドン（約660万円）以下の物件が成約したが、最近13億ドン（約660万円）から５０億ドン（約2500万円）の中級と高級コンドがよく売れていて、総取引の７５％を占める。この傾向から見ると、高級物件は購入者に魅力があるとういうことです。

不動産市場が急激に回復することを受けて、各デベロッパは中級から高級物件まで一斉に価格を上げ、２０１５年の平均コンドの平米単価は2.012usd/m2 (約1万2000円)、前年比+4,4%増加した。高級物件の価格は前年に比べて+8.3％急激に増加し、2.025 USD/m2に達した。特に、立地が良く、大手開発者によって建設された物件であれば、価格が10％～15％上がることもあります。

CBRE のMaketing のDương Thùy Dung代表の話によると、不動産価格が引き上げられたが、取引量についても連続的に高まっているので、不動産市場が新たな周期に入っているという。２０１６年は市内中心部の物件は7.000 USD/m2(約４万円)以上で発売すると予想されているが、ホーチミン市の中級から高級物件まで、９０プロジェクトの中から45.000戸以上の規模で市場に売り出されると見込まれています。そのうち、高級物件の総量は前年比20％の増加が見込まれています。

CBREの取締役会長Marc Townsend氏は不動産市場が急激に回復することにより、高級プロジェクトに投資する会社が多くなり、激烈な競争が起こる可能性が高いと発表した。

2016/04/08