ホーチミン:新築分譲マンション市場販売価格上昇 新規供給数は減少

ホーチミン:新築分譲マンション市場販売価格上昇 新規供給数は減少

不動産仲介大手CBリチャードエリス(CBRE)ベトナムはこのほど、ホーチミン市における2017年1月~3月(第1四半期)の不動産市場レポートを発表しました。それによると、同期の新築分譲マンションの販売価格は前期比および前年同期比ともに上昇したとのことです。

第1四半期における新築分譲マンションの新規供給戸数前期比▲44%減、前年同期比では▲49%減となる21案件からの5083戸。最も大きな割合を占めたのは中級マンションで52%でした。高級マンションの新規供給戸数は前期比▲72%減少しました。今年に入って高級マンションの新規供給は一段落しています。

新築分譲マンション成約戸数は前期比▲47%減、前年同期比では▲29%減の6051戸で、うち中級マンションの成約戸数が全体の67%を占めた。

新規供給数の減少については、高級マンション分譲から、ベトナム人が購入できる中級、低級マンションの開発に移行しているため、中層建築物が多く総戸数が減少しているためと考えられます。また、高級マンションでは3Bed以上の広い部屋が残っているケースが多く、在庫調整に入っています。成約数でも高級マンションは1Bedに人気が集中し、1人で多数の部屋を購入する方も大勢います。価格が安いのと戸建てを中々購入できない南部人が、戸建て大家族から同じマンションで別の部屋に住む新しい大家族居住も見られます。

また、越僑(ベトナム戦争で海外脱出した南ベトナム人)も2015年7月の解禁により、外国人枠で購入できることになったために、親戚縁者を含めて大量購入していましたが、ここにきて一服し始めたのではないかとの見方もあります。

賃貸市場、売買市場ともに健全化へ!

いずれにしても供給数が多すぎて賃貸できないのではないか?また、高く売れないのではないか?といったご質問に関しては安心できそうです。

新規供給が少ないということは、現在販売されている高級マンションが値上がりしていくことが予想されます。また、賃貸マーケットも安定してくるでしょう!

1m2当たりの平均販売価格は前期比+6%上昇、前年同期比では+13%上昇の1595USD(約17万7000円)。中でも2区を中心に高級マンションの平均販売価格は前期比+7.9%上昇しました。

ホーチミン市で初めて外国人同士の売買を行いました弊社の事例でも、年10%上昇で購入から2年で20%のキャピタルゲインが出ています。また、超人気物件は半年で4~500万円のキャピタルが見込めるところもあります。

詳しくは営業までお問い合わせください!

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