ホーチミン市サービスアパート入居率絶好調!!

ホーチミン市サービスアパート入居率絶好調!!

不動産仲介大手CBリチャードエリス(CBRE) ベトナムはこのほど、ホーチミン市における2017年1月~3月の不動産市場レポートを発表しました。 それによると、同期のサービスアパートの入居率はAクラスとBクラスともに90%を超えているとのことです。

サービスアパートとは?

日本人にとって聞きなれないサービスアパートとはいったい何でしょうか?賃貸アパートに掃除と洗濯サービスがついたアパートのことを サービスアパートと呼んでいます。日本人は自分で洗濯や掃除をしますから不思議なサービスですね。ところがベトナムではほとんどの人が サービスアパートに住んでいます。その理由は高層マンションが殆どないため、4階建ての一軒家を部屋ごとに借りているケースが多いからなのです。 エレベータもなく隣と繋がっているため、日当たりも悪く15m2ほどの部屋にベッド、トイレ、シャワーがあるだけの寂しい部屋です。

当然1階はキッチンなのですが、階段を上がっていくため食事を運ぶことが難しく外食中心になります。また平均6部屋ありますので、 知らない人と一緒に住むシェアハウスと同じです。掃除・洗濯は週2回が平均的ですが、これが中々大変なのです。 知らない人の服やパンツが届いたり、自分の服が行方不明なんてことは日常茶飯事です。 みんなワンルームマンションに引っ越したいのですが、ホーチミン市には物件がないため我慢しているのが実情です。

Aクラス入居率95%!!

今年1月~3月に新たに供給されたサービスアパートはありませんでした。 入居率をクラス別で見ると、Aクラスが95%、Bクラスが91%です。また、1m2当たりの平均月額賃貸料は上昇傾向が続いています。 ということは入居者は年々増加しているということですね。

私が入居していた2014年頃はホーチミン市1区中心部で階段移動部屋の20m2で600USD(30USD/m2)、エレベータ付きの50m2で(32USD/m2)でした。 毎回重いスーツケースを階段で上がるのはきつい仕事です。ランカスターやサイゴンスカイガーデンのような有名物件は3~4000USD/月で借りていますが、 空き室がありません。 これからコンドミニアムを購入する方は、賃貸出来るのかといった不安があると思います。 競争相手は前述のサービスアパートということになります。 仮に1Bedルームを購入したとして、1区中心部近郊で賃料はサービスアパートより高くても、新築でエレベータ、プール、ジム、レストラン等の 付帯施設がある高級コンドミニアムに引越しするでしょう。洗濯機、キッチン、リビングダイニング付きで日当たりもいいわけですから大雑把な 掃除と間違いだらけの洗濯から解放される夢のような話です。 コンドミニアム購入のポイントはサービスアパートとの競争ですね。

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