ベトナムマンション市場堅調に推移!

ベトナムマンション市場堅調に推移!

ベトナムのマンション市場はHCM市1割高騰した模様です。特にメトロが期待できる ハノイとホーチミン市の2大住宅市場がなお活況を呈しています。米系不動産サービス会社CBREベトナムの調べによると、今年第1四半期(1~3月)におけるマンション販売価格は、ハノイでは高価格帯(高級コンドミニアム)以上で前年同期から10%前後、ホーチミン市では全体平均で 13%値上がりしているとのことです。市民の所得向上に加え、外国人による投資目的の購入も依然として好調の要因とみられます。特にホーチミン市では 2020 年開通とされる 都市鉄道(メトロ、地下鉄)1号線沿線となる2区や9区での開発に期待が高まっています。

ハノイでは第1四半期に 35 件のプロジェクトによる 9,398 戸のマンションが売り出され、同期の販売戸数は 前年同期比5割増の 6,143 戸に拡大しました。販売価格は1平方メートル当たり3,500 米ドル(約 39 万円)以上の、富裕層向け(ラグジュアリー)が 12.3%、1,500~3,500 米ドルの高価格帯(ハイエンド)が 8.4%値上がりしたとのことです。

ホーチミン市では新たに完成する物件が今期は一服 し、売り出しはプロジェクト21 件の 5,083 戸で前年同 期比 49%減にとどまりました。供給が限られた結果、販売戸数は29%減の6,501 戸にとどまった模様です。ただし1平方メートル当たりの平均販売価格は1,595 米ドルで前年同期 から 13%、前期から6%値上がりしています。2区の高級物件 が全体の価格をけん引しました。 ホーチミン市の場合、住宅購入者がより先行きに楽観的になっているとともに、新規供給の半数強を1平方メ ートル当たり800~1,500 米ドルの中価格帯の物件が占め、値頃感が出ていることが販売を後押ししているのではないかと分析。

メトロ1号線沿線でも市中心部に近い1区やビンタイン区に加え、2区や9区には開発物件も多く、これからも投資が拡大するでしょう。

ホーチミン市ではマンションの供給が過去数年で急速に拡大し、賃貸物件が飽和状態にあるとの指摘が出ています。しかし1区中心部の賃貸物件はサービスアパート中心の狭い古い一軒家が中心で、窓もなくキッチン設備も貧弱です。今後はここに住む外国人の郊外新築物件への移転が始まるでしょう。新築高級マンションは、既存のサービスアパートとの競争になりますが、価格・設備・付帯施設・住環境など全てにおいて優位にあります。

「サイゴンパール」「ザマナー」などの外国人向けの住宅供給はまだ不足 しており、全体として賃料は上がってきていると思います。

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