給料数万円のベトナム人がどうして住宅を買えるのか?

給料数万円のベトナム人がどうして住宅を買えるのか?

平均給与は10年で5.6倍 その後の給与も急上昇!

ベトナム人の平均給与はどのくらいなの?そんな質問がよくあります。ベトナム統計総局の調査結果によると、2012年の国民の平均月収は約200万VND(1万円)。2002年が35.6万VNDなので、10年で5.6倍と激増しています。ベトナム情報誌によると2015年の平均給与は1000万ドン(5万円)だそうです。ちなみに弊社の新入社員は1000万ドンですから、平均給与はもっと高そうな気もしますね。2012年に進出した時の大卒初任給は2.5万円でしたから、4年で2倍になっています。中でもベトナムでよく見かける露天商のおばちゃんは平均357~595USD(4~6.5万円)なので、結構裕福な暮らしをしているのじゃないでしょうか?

「中間層」「富裕層」とは?

ボストン コンサルティング グループ(BCG)ではベトナムの中間・富裕層に関して「Vietnam and Myanmar Southeast Asia’s New Growth Frontiers」という調査結果を発表しました。(2013年12月)。

同調査では世帯月収で1500万~3000万VND(約7.5万円~15万円)を「中間層」、3000万VND(約15万円)以上を「富裕層」としています。(為替レートは1円=200VND)。

調査では2012年の中間層は980万人、富裕層は260万人。ベトナムの人口を8860万人としているので、中間層の割合は11%、富裕層は3%。合計で14%となって、7人に1人が「中間・富裕層」となります。

さらに、2020年には中間層が2250万人、富裕層は1020万人、人口は9610万人になると予測。この結果、中間層は人口の23%、富裕層は11%まで増加し、国民の3人に1人は中間・富裕層になるという予測です。

日本でも住宅価格は年収の5倍が適正といわれていますね。そうすると

「中間層」:平均月収11.25万円×13か月×5倍=731万円

「富裕層」:最低月収15万円×13か月×5倍=975万円

※ベトナムではテト賞与を1か月支給することが一般的であるため13か月となる

2016年の人口は9300万人ですから、上記の割合を当てはめると、「中間層」は約2139万人「富裕層」は約1023万人、合計3162万人いると推測できます。

弊社が取り扱っている、ホーチミン市中心部の高級高層コンドミニアム2016年の価格は1Bedで約1000万円、また少しローカル物件になると500万円~800万円です。 この価格帯なら3100万人以上のベトナム人が購入できますね。南部の人口はベトナムの約60%ですから1897万人。 またホーチミン市の人口は約10%なので316万人が購入できます。また、これ以外に年間2~3000億円を不動産投資する越僑(旧南ベトナム人)が います。ホーチミン市内で2020年までに完成する大規模高級コンドミニアムは、現在26,000戸の予定です。即日完売物件が多発するのも頷けますね。

また、ベトナムでは両親と子供夫婦が一緒に生活する大家族制が多いため、子供が生まれても奥さんは働くことが可能です。

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