米国がベトナム産マンゴーを輸入へ、6種類目の果物に

駐米国ベトナム商務部は、米農務省がベトナム産マンゴーの輸入に関する規定の追加・改正案を4日付けで連邦官報に掲載したことを明らかにした。ベトナム側が厳しい条件を満たすことができれば、米国は年末にも輸入を開始するとみられる。

商務部によると、ベトナム産マンゴーが米国に輸入される6種類目の国産果物となるのはほぼ確実だとした上で、ベトナム国内業者が米国への輸出許可を得るためには、ベトナム農業農村開発省植物保護局(NPPO)が発行した食品衛生安全証明書を添付することのほか、栽培地や放射線処理、税関検査などに関する米国の厳しい条件を満たさなければならないという。

米国がベトナム産マンゴーの輸入を解禁すれば、ベトナムからの年間輸入量は約3000tに上り、米国国内の生産量と同等、また同国のマンゴー輸入量全体の1%に相当する。米国は毎年およそ40tのマンゴーを、メキシコやペルー、エクアドル、ブラジル、グアテマラなどから輸入している。

米国がこれまでに輸入を認めているベトナム産の果物には、ドラゴンフルーツ、ランブータン、リュウガン、ライチがある。また、米国はミルクフルーツ(別名スターアップル、ミルクアップル)についても今年第4四半期初めに輸入を開始する見通し。

(C) VOV

Translated By Viet-jo

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