ホーチミン市では、ベトナム人が開業した「たこ焼き(Banh bach tuoc)」の路上屋台が急増し、若者の間でブームとなっている。屋台では、生地から作ってたこ焼き器で焼き上げ、あつあつの状態で客に提供する。 市内のあるたこ焼き屋台では、5個入りを2万VND(約98.5円)で提供している。また別の屋台では、8個入りを2万5000VND(約123円)、4個入りを1万5000VND(約73.9円)で販売している。 たこ焼き屋台は、◇7区グエンティタップ(Nguyen Thi Thap)通り、◇ビンタイン区ゴタットトー(Ngo Tat To)通り、◇5区チャンフンダオ(Tran Hung Dao)通り、◇8区トゥンティエンブオン(Tung Thien Vuong)通り、◇タンフー区ボーバオタン(Bo Bao Tan)通りなどに出店している。 日本貿易振興機構(ジェトロ)ホーチミン事務所によると、ベトナムにおける日本料理店の数は約770店舗に上り、半数以上の400店舗超がホーチミン市内に立地している。日本料理店の大半がベトナム人向けに事業を展開しており、客層の約9割がベトナム人だという。 こうした中、数年前から屋台形式で寿司などの日本料理を提供する「寿司屋台」が市内各地の路上に出現。その美味しさと安さから、ベトナム人や在住日本人の間で人気を集めている。 Translated by Viet-Jo (C) VNexpress 2016/06/16