ホーチミン:メトロ1号線、レロイ通りの地下区間を8月末に着工

ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会は23日、メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の一部となるベンタイン中央駅~市民劇場駅区間の地下工事パッケージ(第1aパッケージ)を8月末に着工することを明らかにした。

同区間の全長は620m。ベンタイン市場前のロータリーからレロイ通りに沿って市民劇場前までの地下を、深さ30~40mまで溝掘りで掘削する。線路の上層に大規模な地下街を建設する計画だ。ベンタイン中央駅は、メトロ1号線のほか、メトロ2号線(ベンタイン~タムルオン間)、メトロ4号線(タインスアン~ヒエップフオック間)とも接続する見通し。

他のパッケージの進捗について、清水建設株式会社(東京都中央区)と前田建設工業株式会社(東京都千代田区)の企業連合体が請け負っている市民劇場駅~バーソン駅区間の地下工事パッケージ(第1bパッケージ)は、現在までに作業の33%が完了している。

また、住友商事株式会社(東京都中央区)とベトナムの第6交通工事建設総公社(CIENCO 6)の企業連合体が請け負うバーソン駅~スオイティエン駅区間の高架工事及び車庫エリア(デポ)建設パッケージ(第2パッケージ)は、高架橋12kmのうち6.7kmと、駅11駅のうち5駅の一部を建設し、作業の55%が完了している。

株式会社日立製作所(東京都千代田区)が手掛ける機械・電気設備・車両・線路の購入及び保守メンテナンスパッケージ(第3パッケージ)では、通信システム、自動券売システム、高架送電システム、車両の設計などが承認され、作業の完了率は10%となっている。残る運行・保守会社向け情報技術(IT)システムパッケージ(第4パッケージ)については、請負業者を選定するための準備が進められている。

トロ1号線は、同市1区のベンタイン市場とバーソン造船所跡地を結ぶ全長2.6kmの地下区間と、バーソン造船所跡地と9区のスオイティエン公園を結ぶ全長17.1kmの高架区間から成る。2020年末に運行を開始する見通しだ。

Translated By VIETJO

(C) Tuoi Tre

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